教会形成のルール③ 「愛の戒め」

 モーセの十戒』・・・わたしの契約を守るならば、私の宝となる。 - マリアテレジアの独り言


 

主として自分自身の性格特性に対する自戒のために書いたもの。

 

「~だから愛することはできない」という「愛さない理由」をあげていると、

 

結局のところ誰をも愛することができない、という内容。

 

文章のもとになっているのは、

 

個人的にキリスト者として理想的な人間像だと思っている『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー)の「ゾシマ長老」が語った、「罪人を罪あるがままに愛しなさい」に基づいている。

 

自分自身はそういった境地にはほど遠いばかりか、こういった基本的なことをすぐに忘却する者であるため、

 

原点を思い出すために記した。

 

 

 

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人は皆、罪人であるから、

 

私が愛する人も罪人に他ならない。

 

だから私が愛する人は、

 

私の思い通りにならないかもしれない。

 

私を愛さないかもしれない。

 

私を理解しないかもしれない。

 

私を裏切るかもしれない。

 

私の期待に応えないかもしれない。

 

私が望むようには変わらないかもしれない。

 

私を見捨てるかもしれない。

 

たとえ、そうだとしても

 

それでも私がその人を愛さないというなら、

 

私はきっと、どんな人をも愛することはできない。

 

人は皆、罪人であるから、

 

私が愛するどんな人も、罪人に他ならない。

 

ただ、イエス・キリストをのぞいては、

 

私が安んじて愛せる人などいない。

 

罪人を罪のゆえに愛さないというなら、

 

私はきっと、永遠に誰をも愛することはできない。



齋藤真行牧師の説教・牧会チャンネル

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