教会形成のルール④ 「教会前進の因果律」

 モーセの十戒』・・・わたしの契約を守るならば、私の宝となる。 - マリアテレジアの独り言


教会の将来を考える時、暗澹たる思いにとわわれがちになる。

 

その理由は、教会もまた人間としての「因果律」に支配されており、

 

統計やデータやバイオリズム、人間の原罪や思惑のもとにあり、

 

そこから離脱することは不可能に思えるからだ。

 

そういった暗澹たる思いを払拭するには、

 

因果律に支配された私たちではなく、

 

因果律を支配する神に目を向ける以外にない。

 

そういった原点を思い出すために、記した。

 

これも「言い過ぎ感」があるかもしれないが、本質をえぐるためにそういった言い方をしている。

 

 

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教会が信徒を育て、

 

信徒から献身者が起こる。

 

献身者が神学校で育ち、

 

伝道者として派遣される。

 

良き伝道者は教会を育て、

 

新たに信徒が起こされる。

 

もし教会で信徒が育たないなら

 

献身者も起こらない。

 

仮に献身者が起こっても、

 

神学校で献身者が育たないなら、

 

伝道者は派遣されない。

 

伝道者が派遣されないなら、

 

教会は育たない。

 

仮に伝道者が派遣されても、

 

良き伝道者でないならば、

 

新たに信徒は起こされない。

 

もし教会も神学校も負の因果律に囚われているなら、

 

もし人間が因果律に従う以外にすべがないとするなら、

 

救いはどこにもありえない。

 

人間は因果律の奴隷であり、その超克は不可能だから。

 

しかし、因果律を超越したお方がおられるなら、

 

その方はデータも統計も原罪も思惑をも覆すことがおできになるなら、

 

石ころからでもアブラハムの子らを起こす救い主、

 

無から有を造られる創造主がおられるなら、

 

その方がすべて因果律を超えて、

 

将来への一筋の道となる。

 

そのお方以外に救いはない。

 

教会にも、キリスト者にも救いはない。

 

希望もそこにありはしない。

 

イエス・キリストにしか、救いはない。

 

このお方にしか、希望はない。


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