スポルジョン 説教のプリンス

 百人一読―偉人と聖書の出会いから(33)チャールズ・スポルジョン ...


スポルジョンの名前を知っているだろうか。知らない人の方が多いかもしれない。

 

彼は、19世紀でもっとも偉大な説教者だと思う。


彼は「説教者のプリンス」と呼ばれている。

 

彼の説教のかなりのものが、以下のページで日本語で読める。このサイトは本当にすばらしい。心から作成者に感謝したい。


ぜひ訪問してほしい。キリスト者にとっても、説教者にとっても、刺激に満ちている。


福音の前進に貢献しているすばらしいサイトだと思う。

 

「葡萄の実 翻訳ミニストリー」

 

http://homepage2.nifty.com/grapes/SpurgeonS0000B.htm

 

 

スポルジョンの説教は、途方もなくクオリティが高い。

 

そして、そのクオリティが、毎回毎回揺るがない。


毎回ホームランか2、3ベースヒットを打つ脅威的な説教者だ。


これがどんなに困難なことか、自ら奨励や説教を担ったことがある人なら、よくわかるだろう。


たとえば、カール・バルトの説教であっても、退屈さや眠気をもよおすようなものもある。


まして、一般的な多くの説教者で、会衆が自らの説教で寝ているのを目撃するのは、よくあることと言えるのではないか。


ところが、スポルジョンの説教は緊張感に満ちており、眠気をもよおす隙さえ与えないほどの警告と恵みに満ちているのだ。


しかも、それがぶれることなく、安定的になされるのは、ほとんど驚異だ。


大いなる聖霊の力に満たされた真の牧師であり、模範とすべき人物の一人と言っていい。

 

スポルジョンの説教に触れると、心にぐさぐさ刺さって来る。


そして、慰めがふいに嵐のように吹いて来る。聖霊なる神の働きの渦のなかに巻き込まれるようだ。

 

英語がわかる方は、「spurgeon sermon」で検索すれば、mp3の音声で彼の説教を聞くことができるサイトもあるので、活用してほしい。これも、すばらしいものだ。

 

彼の説教を英語でじっくり読んだときが忘れられない。頭をうちつけられたような衝撃だった。

 

「御言葉に貫かれる」とはこのことか、と思った。

 

彼の説教は、「勇猛果敢」という言葉が当てはまる。彼に比べれば、現代の牧師の説教は「へっぴり腰」そのものだ。


会衆の好意を失い、反発を食うことを恐れて、聖書の真理を差し控えるところがある。


ところが、スポルジョンは、裁きや罪の指摘を語ることをまったく躊躇しない。

 

彼が最後の審判を語ることを聞くと、身震いする恐ろしさと希望が湧いて来る。

 

彼が「悔い改めよ!」というと、心がズキズキ動いて躍動する。

 

彼を通して響いて来る神の言葉と聖霊の力を、ぜひ豊かに味わって頂きたい。

 


齋藤真行牧師の説教・牧会チャンネル

https://www.youtube.com/@user-bb1is6oq4x/featured

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